コラム

カラーマネージメントシステムWEB講座

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広告業界等でも今話題の「カラーマネージメント」について、基礎から具体的な運用についてこのコラムに掲載します。基本的な用語からシステムの構築などお役に立つ内容をお伝えしてまいりますので、興味のある方はぜひご一読ください。

DTPエキスパート
森山 隆次

さて、まずは第1回目としてスタートしてまいります。

第1章:カラーマネージメントシステム/基礎編 その1

カラーマネージメントシステム(以下CMSと言う)とは何か

カラーマネージメントシステムとは、複数の異なるデバイスの色空間や再現特性、再現能力を一元的に管理し、正しく伝達することで、一般的にはICCの基準に準拠した、プロファイルを使用した色管理のことを言います。ほとんどのハードウェアとソフトウェアに対応した仕組みでもあります。

カラーマネージメントシステムにおけるプロファイル運用の一例

カラーマネージメントシステム 図版

CMSはなぜ必要か

いままでのアナログの印刷工程では、色を含めた品質管理はそれぞれの分野の専門家が目視で、各機器を調整して行っていましたが、現在では印刷原稿をコンピュータで作成することが一般的になり、画像データの管理はそのほとんどがデジタルに依存しています。それだけに精度の高いデータの色管理が容易になるため、また、コスト削減につながるため、CMSが求められているのです。

CMSの構築方法は

キャリブレーション無くして、CMSの構築はありません。それは、モニタやプリンタといったデバイスが、常に一定のコンディションを保っていないと、CMSの基本となるデバイスの特性を示すプロファイル運用が不可能だからです。それだけに各機器設備には、RIPなどのCMSに対応した機能やドライバなどが必要となります。
CMSを構築するために、データ作成におけるアプリケーションソフトも大きな役割を持っており、そのバージョンや環境設定も重要なファクターです。
最も重要で必要なものは、カラーマネージメントツールといわれるプロファイル作成ツールです。プロファイルを制すものはCMSを制すとも言われ、作成されたプロファイルの精度は、そのままCMSの運用精度にも影響します。

今回はここまでとなります。次回は【第1章:カラーマネージメントシステム/基礎編】その2として、以下のようなものについて述べていきたいと思います。
・CMSの進め方は・・・
 (カラーの基準化、ワークフローの在り方)
・CMSの運用方法は・・・
 (定期的なメンテナンス、バージョンアップ)

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森山 隆次 ■森山 隆次プロフィール
東京都出身、仙台デザイン専門学校・グラフィックデザイン学科卒業。デザインプロダクション、広告代理店、印刷会社等を経てOA販売会社に入社。DTP出力サービスショップを立ち上げ、全国展開によるネットワーク構築のプロデュースを歴任。現在、広告・印刷業界向けのコンサルティングおよびカラーマネジメントシステム構築のコーディネイト等を中心に、書籍の執筆および、セミナー講師を手掛ける。専門学校等でDTPに関する講議行う。日本パブリッシング協会常任理事、日本印刷技術協会DTPエキスパート。

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